家計管理をしていく上で、満足度を下げずに必要な支出を抑えていく。そのやりくりはなかなか難しいですね。
家計簿を振り返りながら、毎月「この支出にちょっともやもやする」と思いながらも改善点が見えませんでした。
しかし、ちょっと調べると満足度は許容範囲でもっと安価なサービスがあることに気がつきました。
今回は、マネーフォワードME(以下マネフォ)を活用して、満足度を維持したまま月3万円以上の黒字化に成功した体験談をご紹介します。
「めんどくさがりな私」でも、ちょっとの勉強と仕組み化で家計管理が変わった実感があります。
我が家の状況
- 夫:65歳・再雇用中
- 息子:新社会人(別家計)
- 私:特養勤務の非常勤ナース(週4日)
- 息子の教育期間:終了
- 住宅ローン:完済
- 自家用車:あり
家計管理を固定費・変動費で設定、月単位と年間で分けて管理。
マネフォで支出を「見える化」し1ヶ月間の実績を振り返りお金の流れを見る。
家計簿の数字をじっくり眺めると、「私ってこんなふうにお金を使ってたんだ…」と驚く気づきがたくさんありました。
【固定費・変動費 黒字化に効いた!見直し5選】
携帯料金の見直し
- 私:ワイモバイル+povo → 日本通信SIM
- 夫:povo → 日本通信SIM
→ 月額:5,000円 → 2,300円(▲2,700円)
固定電話の解約
- セールスしか鳴らなかった固定電話を思い切って解約。
→ 月額:▲2,000円
保険・ソフトの見直し
教育費が終了し、貯蓄でリスクをカバーできる状況に。必要最小限の保険とサービスにしぼりました。
内容 | 月額減 |
---|---|
夫の入院・死亡保険 解約 | 7,000円 |
息子の共済 解約 | 1,100円 |
私の死亡保険(学費目的)解約 | 2,200円 |
セキュリティソフト→Windows Defenderへ | 900円 |
合計 | ▲11,200円 |
重複しているサブスクの見直し
- U-NEXT サッカーパック:解約(▲2,600円)
- Netflix:解約(▲1,590円)
→ 合計:▲4,190円
衣料・雑貨の見直し
マネフォで買い物履歴を見返して驚いたのは、「買わなくてもよかった物」の多さ。
ポイント目当ての買い物や衝動買いが、無意識のうちに習慣になっていたのです。
- 「◯と◯のつく日」や「週末キャンペーン」に合わせたポイ活ショッピング
- 買っても実際はあまり使わず、結局は “未来のゴミ”に。無駄使いを実感
【変わったのは、意識と行動】
めんどくさがりな私でも、「振り返る→考える→行動する」というシンプルな仕組みを作っただけで、意識が変わりました。
- 本当に必要か?
- 他に代用できないか?
- 買った後の満足度は?
そう問い直すようになり、結果的に100日以上洋服を買っていないことに気づきました。
「もう持ってる」「今は要らない」という感覚が自然と身についたのです。
【仕組み化のカギは“学ぶこと”】
固定費を下げるために、単に安さで選ばず、サービスの違いや信頼性を比較してから乗り換えました。
「日本通信SIMってどう?」「Windows Defenderって本当に大丈夫?」と、ひとつひとつ調べながら判断。
最後に
- 固定費の見直し:約2万円の削減できました。
- 変動費(衣類・雑貨):買い物への意識が変わり、本当に必要か考えるようになりました。この結果、月1〜3万円の節約になりました。
- マネフォで見える化 →実績を振り返る→意識変化 → 行動変化へ
最初に少しだけ学んで納得して一度設定してしまえば、その後がラクになると実感しています。
調べるのめんどくさい、手続きするのめんどくさい、なかなか一歩が出ませんが、
ちょっとでも家計をラクにしたいと思う方は是非トライしてみてください。